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コワーキングスペース HaLakeを始めました


12月23日より、埼玉県越谷市レイクタウンにてコワーキングスペース HaLakeをオープンしました。ニャンパス株式会社の運営です。



ニャンパスは創業して5年目に入っているのですが、それまで一度も事務所としてどこかの場所を借りたことがありませんでした。職場としてずっとコワーキングスペースを利用してきたからです。都内のコワーキングスペースを転々と利用していましたが、最後は大宮の7Fさんを便利に使わせて頂いていました。

登記したのが埼玉県越谷市で、これは僕が住んでいるのが越谷レイクタウンだったからということだったんですが、やはり近くに、できればレイクタウン近くにコワーキングスペースが欲しいという気持ちはずっとあり、ふと越谷レイクタウン駅の南口から一番近い目立つビルを見てみると4階がテナント募集で空いていました。


そこから物件を観させて頂いただき検討を始めたのが10月で、12月21日のオープンまで三ヶ月。ソフトウェア開発を合間でやりつつのオープン準備でとなりました。

スケルトン物件のため、トイレも自分達で作る必要があったので、内装費がそれなりにかかるなというところが賃貸契約をする直前で悩ましかったのですが、コワーキングスペースという箱は考えようによってはいくらでも利用法があるし、僕個人がプログラミングを法人・個人に教えてきたという経験を活かす場所としてうってつけ、ニャンパスのビジョンである人と人とをつなげるという点でも最高!立地の良さも抜群でレイクタウンというブランドもある訳で移り住む人も増えている、ここで、このタイミングでやっちゃおう!という、最終的には"ノリ"という言葉でしか表現できない何かが、決意に導いたかと思います。

オープンに向けての準備の中、7Fの星野さん、店長の陽子さんには他のコワーキングスペースのオーナーの方を紹介いただいたり、運営の話を聞かせていただいたりと大変お世話になりました。

レイクタウンでコワーキングスペースのニーズがどれくらいあるのかなと思っていましたので、当初はクラウドファンディングでプロジェクトを立ちあげてニーズを探ろうとしたのですが、結局はクラウドファンディングをスタートできたのが12月5日で、すでにオープン直前でした。
やるということは決めていたタイミングでしたから、テーブルや椅子などの設備を充実させることに支援くださいということで募らせていただき、結果として目標額の133%を達成、しかも一週間で目標額をクリアしました。ご支援いただきました皆さん、本当にありがとうございます。

オープン前の壁塗りイベント
クラウドファンディング以外にも、オープン前に壁塗りをイベントとしてペンキ、漆喰をみんなで塗りました。友達や、開発での仕事つながりの方、ご近所の方から、Facebookを見て参加いただいた方等様々で、本当に助かりました。「これイベントじゃなくて、ガチのやつだよね。」と参加した友達が言ってたのが印象的です。

CA Tech Kidsでの小学生プログラミング1Dayイベント
そういった感じでスタートしましたコワーキングスペース HaLakeですが、越谷レイクタウン駅からすぐにあり、ニャンパスらしいコワーキングスペースとして、会員方限定での、小中高生にプログラミングを毎週教えたり、技術的なサポート、Googleグラスや、Swiftを使ったアプリ開発講座などをスタートしていきます。

そんなニャンパスプレゼンツなコワーキングスペースに遊びにいらして下さい。(はじめてのClojureも著者割引で買えます。)


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