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3月, 2017の投稿を表示しています

HoloLensでのREPL開発を試してみる

コワーキングスペースHaLake で開催しているLaketown.clj(Clojureもくもく会)を開催しました。 またニャンパスとして先月HoloLensを購入していましたので、HoloLensでClojureが動かないかなという好奇心を満たすため、HoloLens上で動くUnityアプリに Arcadia を導入してみたところ、ちょっと試した限りではREPLが動き、Clojureのコードを送り込むことが出来ましたのでその手順を記憶が新しいうちにまとめてみます。 Clojureもくもく会中、REPLから操作しているGameObject この手順でやっていることは、HoloLensのHolographic Remotingアプリを使って、Windows機(Surface)からのUnityで繋いだ上で、そのWindows上でArcadiaを使ってREPLサーバを立て、そこにMacから(REPLクライアントとして)接続し、Unity上のGameObjectを操作するという方法です。 (Holographic Remotingを使わずに、UWPとして書き出してからのREPL接続までは試せていませんので、次に時間があるときに試してみます。) まずはHoloLensからのUnityアプリ開発環境を用意します。 こちら の中村 薫さんの資料通りに設定しており、大変参考になります。 Unityのプロジェクトを作成し、HoloLensへHolographic Remotingで簡単なGameObjectが表示されるところまで確認しておきます。 作成したプロジェクトのAssetへ、Arcadiaを導入します。 cd <Unityプロジェクト>/Assets git clone https://github.com/arcadia-unity/Arcadia.git Unityを立ち上げるとAracadiaメニューが追加されていれば成功で、自動的にREPLサーバを起動してくれます。 HoloLensからHolographic Remotingを起動、表示されるIPアドレスに対してUnityからのWindowメニューからHolographic Emulationから接続、UnityのPlayを押します。(このタイミングでREPLサーバが再起動されま

HaLakeKit Lino開発しました!

少し前になりますが、 デブサミ2017 にて、IoTLTさんのブースで、HaLakeKit Linoを展示させていただきました。 HaLakeKit Lino デブサミでの展示 デブサミでの展示 HaLakeKit Linoは、BLEモジュールとして、昨年からニャンパスで作ってきていたもので、ボタン電池で駆動し、スマートフォン等から、BLEを手軽に操作してもらえるようなプログラムを書き込んであります。 ニャンパスの運営するコワーキングスペースHaLakeでもささやかにワークショップを行いました。 HaLake KitというESP8266を使ったデバイスをすでに開発して、プログラミング教室で利用していますが、HaLake Kitの場合は、IoTではありますが、Wifiモジュールですので、Wifiを前提としない、スマートフォンと直接接続が出来るBLE版が欲しかったというのが開発の動機です。 特徴としては、電圧が最大12Vで駆動し、実装されているMOSFETのお陰で、そのままの電圧をGPIOから出すことが出来ます。プログラムとして、4つのGPIOを制御できるようなBLEのプログラムが予め書き込まれているため、BLEデバイスのプロトタイプとして開発していくことが可能になっています。 また、オープンハードとして公開しており、KiCadで設計しています。BLEモジュールの開発PCBの参考にもぜひどうぞ。 https://github.com/nyampass/halakekit_lino Revisionが3となっていることからも分かる通り、3回目の設計であり、というのも当初想定したSoCが生産中止になったため、最終版で切り替えています。 サンプルとして動作するiOS、Androidアプリのソースコードも、Linoと連携するものをすでに要しており、今後Githubで時間のあるときに整理して公開予定です。 ニャンパス自体がソフトウェア開発がメインの会社ですので、できればライブラリ化して簡単にBLEモジュールを簡単に操作できるようにしたいと思っています。(Linoに限らずそういうことが出来れば理想。) ワークショップの情報は こちらのConnpass で行いますし、HaLakeで毎月開催のIoT勉強会でも触ってもらえるよう