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3月, 2008の投稿を表示しています

レバメモ:ハイコンセプト

コンサルタントの「現場力」 で、お勧めの本。「ハイコンセプト」 日本経済も一億層中流階級から、M型社会へ向かう今、 情報化社会からコンセプチュアル社会へ変化している トフラーが、25年前にといた第三の波 ・第一の波 - 農耕社会 ・第二の波 - 産業社会 ・第三の波 - 情報化社会 そして、これから ・第四の波 - コンセプチュアル社会 情報化社会 - ロジカルで直線的な、コンピュータ的能力を基盤に築かれた時代 コンセプチュアル社会 - 創意や共感、総括的展望を持つことによって築かれる時代 「左脳主導思考」の重要度が低くなり、「右脳主導思考」の重要度が増していく その原因 ・豊かさ。物質的ニーズは過剰に満たされたので美しさや感情を重視する傾向強まる ・アジア。左脳型ルーチンワークはアジアの圧倒的に安いコストでまかなえる。それによってナレッジワーカーはオフショアに頼れない新たな能力が必要になる ・オートメーション。コンピュータがこなすことのできない高度な能力が求められる 国家、自治体、企業より突出した個人が富を生み出す時代、 そのような個人は六つのセンスを磨いている ・デザイン ・物語 ・調和 ・共感 ・遊び ・生きがい 六つのセンスの磨き方 ・デザイン 気になったデザインは記録 デザイン専門誌に触れる ・物語 ミニミニ短編小説を書く 自分史を語る ・調和 優れた交響曲。ベートーベン交響曲第9番、モーツァルト交響曲35番 インスピレーションボード いいたとえ話は書き留めておく ・共感 表情研究第一人者エクマソンの本を読む ボランティア ・遊び 右脳ゲーム http://www.tecmogames.com/ テレビゲームをやる ・生きがい 90歳になった自分を描く これまで親切にしてもらったのにきちんと感謝を伝えてなかった人物へ感謝の手紙を書き声に出して読む

スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学

・本の中では二種類のモデルを使ってリーダシップを説明 直線的モデル - 事象の間に直線的関係があると仮定。多数の事象をかんたんな一言でうまく理解できるが、複雑度が加わると有効性を失う 有機的モデル - 各人の納得する形で導くリーダシップ。いろんな人たちが、複雑な状況下で一緒に働く上での共通基盤のもとになる ・リーダシップの有機的定義 「リーダシップとは、人々が力を付与される環境を作り出すプロセス」 ・変化を起こすための三要素 Motivation - トロフィーや、あるいは一押し、一引きであるかにかかわらず人を突き動かす何か Organization - アイディアを実際実現することを可能にする既存の構造 Idea or Inovation - 種、実現されるもののイメージ ・成功するための技術リーダシップ 問題の理解 仕様書を非常に注意深く読む アイディアの流れを調整する 有用なアイディアをコピーするように奨励する メンバーの出したアイディアを練り直す 品質を管理する 品質を、プロジェクトの進行につれて計測する 進行速度と計画を見直し、必要なら方針を変更 アイディアを実践する前に顧客に確認する

レバメモ:コンサルタントの秘密

・一口にコンサルタントといっても多岐にわたり、ワインバーグにとっての、コンサルタントの仕事の定義「人々に、彼らの要請に基づいて影響を及ぼす術」 ・突き詰めれば自己こそもっともコンサルタントにとって基本的な道具であり、自己開発のための道具は日誌をつけること。 ・無能なコンサルタントは、問題を定義する代わりに最初に思いついた単語で、問題にレッテルを貼る。紋きり型レッテルが貼られると、問題はずっと解決しにくくなる。 ・レッテルの法則 - われわれは商品でなくレッテルを買う。 ・高度困難法則 - 第一番の問題を取り除いたとき、第二番目を昇格させてしまうこと。どんな場所にも問題を見つけ出してしまうのはコンサルタントの能力 ワインバーグ、コンサルティングへの道ガイド ・効果的思考法 - 「創造的思考の技術」 ・人と一緒に仕事をする上で - 「人を動かす」 ・技術的会議 - 「ソフトウェア技術レビュー・ハンドブック」 ・家族モデル - 「合同家族療法」

レバメモ:詳解正規表現

・Perl5からサポートの多言語に与えた機能 - インラインモード修飾子、非欲張り量指定子、キャプチャなし括弧、先読み、空白コメント挿入モード ・Perl5.8対応の新機能 - 戻り読み、アトミックグループ、条件文、埋め込みコード、正規表現オブジェクト、@-、@+ ・正規表現エンジンには大きく二種類存在する。DFAとNFA。 NFAの方がコンパイル速度早く、多くのサポートがある。DFAはそれがないが高速に動作する NFA - Perl、Java、PHP DFA - awk、egrep、MySQL ・Perlでの新機能 - 前後読み ... 前後にマッチする部分が存在する、あるいは存在しないのチェック - アトミックグループ - マッチするかマッチしないかのどちらかの状態を取る。早期のマッチ失敗を判断できるので高速 - 条件文 ... なんとif elseが書ける - 埋め込みコード ... その部分に到達するたびにPerlコードを実行できる。デバッグ分を差し込むなどに便利 - 正規表現オブジェクト ... 洗えられた正規表現をオブジェクトとして変数に保管できる - @-、@+ ... マッチ対象の開始および終了オフセット

レポート:コンサルタントの「現場力」 どんな仕事にも役立つ! プロのマインド&スキル

ロジカルシンキングがブームになるなど、欧米からビジネススキルが入ってくる中、日本起用の特徴的な価値観”現場力”は、日本最大の強みであり続けた。 日本の場合、四つのステークホルダーのうち、そう差はないものの、"社員"を重要視しているところは多く、そんな起業が大切にしているものが現場力。 コンサルタントも、いまやネットでいろいろな情報が入る時代、除法の切り売りだけでは食っていけず、現場力という視点が重要に。 ・コンサルティングにも二種類。コンテンツコンサルティングとプロセスコンサルティング。 - コンテンツコンサルティング - おたくの会社の問題はこれこれです。 - プロセスコンサルティング - クライアントの現場に入り、一員、チーフアドバイザーとなる。 ・プロセスコンサルティングには、知識はもちろん、信頼を得るための人間力、プロジェクトを導くリーダシップが必要。 ・プロのコンサルタントは、 ・仕事の目的を明確にし ・役割分担を決め ・仕事を進める問題点・課題点を広く抽出し ・仮説を立てながら ・問題点・課題点を整理体系化して分析し原因を明確にする ・解決策としての戦略や施策を出して ・メンバー共有し、モチベーションを向上させながら ・常に一人ひとりが考える場を作る これらサイクルを回す組織を意識していく

レポート: プログラミングGauche

Lisp、現在使われてる最古の言語の一つ。もう一つはFortran。もとはリストを処理するシステムということで、LISt Processingの頭文字から命名。 拡張可能なプログラム言語というのが特徴。 Scheme、Lisp方言。方針は、"単純で直行する少数のルール" Gauche、Scheme処理系の実践的な言語。 Gauche Perlからの影響 ・正規表現 ・モジュールシステム ・文字列補間 ・DBI/DBD Common Lispからの影響 ・CLOS ・キーワード引数 ・コンディション ・総称関数 総称関数は、さまざまな方ごとに適切な処理を自動で行ってくれる機能。 継続は難しい・・・。

XEmacsでGauche

プログラミングGaucheの設定をXEmacsの、~/.emacs.d/init.elへ貼り付けてgoshが起動するよう設定。 (modify-coding-system-alist 'process "gosh" '(euc-japan-unix . euc-japan-unix)) (setq scheme-program-name "gosh") (setq scheme-program-args "-i") (autoload 'scheme-mode "cmuscheme" "Major mode for Scheme." t) (autoload 'run-scheme "cmuscheme" "Run an inferior Scheme process." t) (defun scheme-other-window () "Run scheme on other window" (interactive) (switch-to-buffer-other-window (get-buffer-create "*scheme*")) (run-scheme scheme-program-name )) (define-key global-map "\C-cs" 'scheme-other-window)

コンサルタントの道具箱

コンサルタント本、二冊目 コンサルタントの権威、ワインバーグの著書。以前、"ライト、ついてますか"は読んだことがありその本では問題そのものに対していろんな着眼点というか、ヒントがちりばめられていると感じた。 目次 イチゴジャムの法則 知恵の箱 金の鍵 勇気の棒 願いの杖 探偵帽と虫めがね イエス・ノーのメダル ハート 鏡 望遠鏡 魚眼レンズ ジャイロスコープ 卵、カラビナ、羽根 砂時計 酸素マスク 最後の章の、酸素マスクの話は大変勇気が持てた。 具体的には、変化と学習が起こるモデル"変革モデル"を説明するくだり。旧態とは、能力も身につき、成功もし、後はこれをずっと繰り返すだけだという状態で、そうなると、新しい状態へ踏み出す不安より、同じ事を繰り返すつまらなさを選ぶ。 旧態から、外部要因(倒産やリストラなど)によって、旧態からむりやり、カオスという状態へ放り出される場合があるが、そのとき事が面白い。 突然選択肢が増え、疑念が頭をよぎり、多すぎる選択肢に対してもはや退屈はなくなり動揺する。今までの秩序はなくなり混乱する。 逆にそういう状況こそ面白い。その瞬間は燃え尽きたと感じるかもしれないが、リスクに対する挑戦ができる最大のチャンスであり、本当にやりたいことができる原動力になる。 この酸素マスクの章以外は、著者が実際に経験して気づいた法則が、実名を交えての紹介されており、イメージしやすく、文書も大変読みやすく頭に入ってくる。 気に入った法則 フリーブルの感覚フィルター - やるべきでないことは、一切やるべきでない。以上 ポランスキーの私的な探し物のコツ - なんの意味もないと思い込んでいる対象には、たぶん意味がある 臆病者の法則 - Aをする恐怖、Bをする恐怖があるとき、Bをする恐怖のほうがAのそれより大きいとき、人はBをする フェリシティの羽の哲学 - 所詮、重要なものはないのだからじゅうようだというふりをしてもかまわない。所詮、重要なものは何もないのだから、何の不利をしていないふりをしてもかまわな

レビュー:SEからコンサルタントになる方法

ゆくゆくは、ITコンサルタントにも憧れがあるということで、以下の本を読む。 経営戦略系のコンサルティングがもともとの始まりだったとは知らなかった。 業界的に、大きく五つに大別される。 総合系 - 戦略・システム・人事など幅広い分野で総合的にクライアントの経営革新の支援 戦略系 - 経営戦略、M&A等の戦略系に特化した支援 IT系 - システム導入、導入前段階、後段階に関するコンサルティング 人事系 - 人事・年金業務に特化した支援 シンクタンク系 - 業界横断的市場調査に特化し、政策立案や意思決定のための調査や分析業務が主体 参考になった点 品質管理者と進捗管理者は別の人。プロジェクト管理の大原則らしく、例外はプロジェクトが小規模の場合 他の職業と同じで最初は人まねから。大成する人は、創造性よりも再利用性高い。自分の力だけを信じるだけでなく(それはそれで重要だが)、過去の類似案件や実績からどうもってこれるかを考える 品質、納期、コストはまとめて考えるものでなく、品質、納期を妥結し、品質&納期 vs コストで考える